世界マスターズアルティメットクラブ選手権2018に参加しました!

アメリカで行われた世界アルティメットクラブ選手権に引き続き、カナダのウィニペグで行われた世界マスターズアルティメットクラブ選手権に参加しました!

日本代表チーム「Beers」に帯同させて頂きました。

Beersはグランドマスターズ部門なので選手全員が40歳以上でした。

アルティメットは100m×37mという広いコートを7人制で行うスポーツなので、サッカーやバスケットボールに負けず劣らず相当な運動量を強いられます。

さらに、大会期間中は1日2ゲームを6日間続けて行うとてもハードなスケジュールです。

選手の皆さんは仕事やプライベートの合間に地道なトレーニングを積み、身体作りをしてきました。

一般の方の体力と比べたらかなり高いレベルにあると思います。

とはいえ、若い時より身体の回復力が劣ることは当然です。

今回の帯同トレーナーは私ひとりでしたのでホテルに戻ってからのケアを1人1人充分に行うには明らかに時間がない・・・

そこで、私が最初から取った作戦は「パートナーストレッチ作戦」でした。

現地入りした最初の練習の終わりに1時間ちょうだいしてアルティメットで疲労しやすくトラブルが予測される筋肉をターゲットにして「選手間どうしで行えるパートナーストレッチ」をしっかりレクチャーしました。

ストレッチは簡単そうですが、実は意外と技術というかコツを掴まないと効果が得にくいのです。

最初は皆さん半信半疑でしたが、パートナーストレッチの効果を実感していくうちに目の色が変わってきました(笑)

実際、大会期間中には私が指示しない場面でも、試合の合間や試合後のダウン時に選手間で率先してパートナーストレッチをやっている姿がありました。

トレーナーとしては本当にうれしい瞬間でした。

それは、選手が自主的に互いに身体のケアをするのは本来アスリートにあるべき姿だと思うからです。

この帯同を通して私の経験値も確実に増えたと実感しております。

Beersの皆様、本当にありがとうございました!!